家に到着し、玄関を開けると目の前に白いストーブのようなものが見えました。
「ストーブ買ったの?」と聞くと、「きみがここに来て寒いとかわいそうだから、隣の人から借りてきたんだよ。彼は今自分の国に里帰りして留守だから。」と教えてくれました。
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私のためにストーブまで借りてきてくれたんだ、と思うとこれまた嬉しくて、つい顔がほころんでしまいました。
その日は長旅の疲れと、酔いで、すっかり疲れてしまって、あっという間に眠りに落ちました。
次の日の朝、目が覚めると彼が私の横に寝ていました。当然です、一緒に寝たんですから。でも、なんだかそれがとっても嬉しくて、彼の寝顔をひたすら眺めていました。
好きな人がこんなに近くにいるなんて夢みたい。
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無料メル友メールでしかコミュニケーションが取れない相手だからこそ、同じ部屋で、同じベッドで一緒に眠ったことが本当に嘘のようだったのです。
しばらくして彼が目を覚まし、私のおでこにキスをしました。
嬉しいやら、恥ずかしいやらで、顔が真っ赤になり、彼が「そんなに照れなくてもいいよ。こっちまで恥ずかしくなるから。」と私に言いました。
でも仕方ないですよね。
無料出会い系の慣れてなかったんですから。
その日は彼が昼から仕事があったので、午前中は家でゆっくりしていました。そして彼が仕事に出て行くのと同時に私も家を出て、彼の仕事場の近くで時間をつぶし、仕事が終わったらまた合流。
「今日は私がご飯作るね」と前々から伝えていたので、そのまま二人で近所の商店街に買いだしに出かけました。恋の序盤、好きな人と商店街で野菜を買ったり、肉を買ったりすることほど楽しいことはありません。
気分はすっかり若奥さんでした。