• 3月 14
    家に到着し、玄関を開けると目の前に白いストーブのようなものが見えました。 「ストーブ買ったの?」と聞くと、「きみがここに来て寒いとかわいそうだから、隣の人から借りてきたんだよ。彼は今自分の国に里帰りして留守だから。」と教えてくれました。 逆援助 私のためにストーブまで借りてきてくれたんだ、と思うとこれまた嬉しくて、つい顔がほころんでしまいました。 その日は長旅の疲れと、酔いで、すっかり疲れてしまって、あっという間に眠りに落ちました。 次の日の朝、目が覚めると彼が私の横に寝ていました。当然です、一緒に寝たんですから。でも、なんだかそれがとっても嬉しくて、彼の寝顔をひたすら眺めていました。 好きな人がこんなに近くにいるなんて夢みたい。 いつも電話か無料メル友メールでしかコミュニケーションが取れない相手だからこそ、同じ部屋で、同じベッドで一緒に眠ったことが本当に嘘のようだったのです。 しばらくして彼が目を覚まし、私のおでこにキスをしました。 嬉しいやら、恥ずかしいやらで、顔が真っ赤になり、彼が「そんなに照れなくてもいいよ。こっちまで恥ずかしくなるから。」と私に言いました。 でも仕方ないですよね。無料出会い系の慣れてなかったんですから。 その日は彼が昼から仕事があったので、午前中は家でゆっくりしていました。そして彼が仕事に出て行くのと同時に私も家を出て、彼の仕事場の近くで時間をつぶし、仕事が終わったらまた合流。 「今日は私がご飯作るね」と前々から伝えていたので、そのまま二人で近所の商店街に買いだしに出かけました。恋の序盤、好きな人と商店街で野菜を買ったり、肉を買ったりすることほど楽しいことはありません。 気分はすっかり若奥さんでした。